リーダーとは文化をwant toに変えていく

どうも、苫米地式コーチング認定マスターコーチ補の齋藤です。

 

今日はコーチング理論を駆使して、素晴らしいリーダーとして活躍するためのポイントをレクチャーします。

 

コーチング理論を駆使して、それを企業に導入すれば利益率は格段に上昇します。(最高で756倍)

 

・会社の利益率を高めたい経営者の方

・部下の指導で悩んでいる方

・プロジェクトリーダーとしてチームを上手にまとめたい

 

という方はぜひこれから紹介するノウハウを理解して実践してください。

 

空気の変え方と文化

会社やプロジェクトチーム、家庭や趣味の集まり、部活動など様々な集団が存在します。

 

こういった集団(コーチングではコーポレートと呼びます)のパフォーマンスはその集団が持っている文化や空気が決定します。

 

チームの能力を決めるのは個人の力ももちろんありますが、その個人のの力を育むのは文化や空気感です。

 

ですから、個人よりも抽象度の高い会社やチームの文化を変えて、空気や雰囲気をクリエイティブなものにしていけば、自然と個人の能力も高まっていきます。

 

では、クリエイティブな文化や空気とは一体どういったものでしょうか?

 

 

 

 

 

 

コアーシブとwant toカルチャー

コーポレートの質を決めるカルチャーにはコアーシブなものと、want toなものがあります。

 

コアーシブなカルチャーは上司が抑圧的であったり、外部からの報酬によって人を動かす仕組みを導入しているコーポレートに見受けられます。

 

これは内発性ではなく自発性による文化と言い換えても良いでしょう。

 

内発性とは報酬や周囲からの評価と関係ないく、やりたいという気持ちが生まれることです。

 

逆に自発性とは周囲から褒められる(あるいは怒られる)、報酬がもらえる(あるいは減らされる)といった外部の環境によって生み出される動機のことです。

 

内発性の動機は衰えませんが、自発性の動機は徐々に慣れて衰えていくことがわかっています。

 

コアーシブなカルチャーの問題点

社員やコーポレートの構成員のモチベーションを高めるときに、報酬や罰則などでコントロールしようとしても、徐々にその刺激に構成員はなれてしまうのでより大きな報酬や罰則が必要になります。

 

これが行き過ぎれば、際限のない報酬や逆に法に触れるようないわゆるパワハラといったもので構成員をマネジメントするしかなくなります。

 

実際にはそのようなことは不可能ですし、実行すればコーポレートが壊れてしまいます。

 

want toカルチャーのメリット

逆にwant toカルチャーによる内発的なモチベーションは衰えることがなく、コーポレートの構成員が主体的に目標達成に取り組むのでパフォーマンスが自然と高まります。

 

そのようなカルチャーではアイディアや創造性にあふれて集団が活性化していきます。

 

業種によって創造性がどのように発揮されるかは様々です。

 

商品開発であれば、これまでにないような斬新なサービスが生み出されますし、経理部であれば仕事のミスが少なくなり業務全体がスピーディーになるといった方向性でパフォーマンスが高まります。

 

どのようにwant toカルチャーを作っていくのか

want toなカルチャーを作り上げていくには様々な方法がありますが、やはり大きな影響力を与える経営者やリーダーの意識が変わっていく必要があります。

 

一番望ましいのは経営者やリーダー自身がコーチングを受けて、自分自身にwant toカルチャーを根付かせることですが、今回はセルフコーチングのやり方を紙面上でレクチャーします。

 

セルフトークとコーポレートトークをスマートに

セルフコーチングでは自分自身の心の中で繰り返される内的な会話「セルフトーク」のコントロールが非常に大切です。

 

このセルフトークを変えていくことで、セルフイメージが向上していきます。

 

例えば、失敗してしまったときに、「また失敗してしまった、自分はダメな人間だ」というセルフトークをすれば「ダメな自分」というセルフイメージが刷り込まれてしまいます。

 

逆に「失敗するのは自分らしくないな、次はこうしよう」というセルフトークが出て来ればセルフイメージが下がることはありません。

 

このようなセルフイメージを高めるトークのことをスマートトークと呼びます。

 

まずはリーダーがスマートトークを身につけることです。

 

また、自分の悪口を言うことも自分のセルフイメージを下げてしまいます。

 

自分に向けても他人に向けてもネガティブなトークは行いわないようにしましょう。

 

セルフトークの他にもコーポレートで行われるトークも変えていく必要があります。

 

コーポレートトークを変えていく

構成員どうして交わされる会話をコーポレートトークと呼びます。

 

例えば部下が失敗したときに、「どうしてお前はダメなやつなんだ」というやりとりは部下のセルフイメージを下げます。

 

逆に「君らしくない、次からはここを気をつけよう」という発言は部下のセルフイメージを高めます。

 

このように構成員同士のセルフイメージを高める会話が望ましいコーポレートトークとなります。

 

このコーポレートトークは、日頃のセルフトークが反映されます。

 

もしあなたがいつも心の中で「部下は失敗してばかりだ」「上司は無能で自分のことを理解してくれない」というネガティブなセルフトークを行なっていれば、コーポレートトークを行うときもネガティブな発言が多くなるでしょう。

 

このようにセルフトークとコーポレートトークは表裏一体となっています。

 

「失敗は私らしくない、次はこうする」は有効

では、リーダーはどのようなセルフトークを行えば良いでしょうか?

 

まずはあなたが理想のリーダー像を定義していきましょう。

 

あとはそのリーダー像に合致するようなセルフトークを行なっていけば良いのです。

 

また、「私は周囲にプラスの影響を与えるリーダーである」という強い確信を持ちましょう。

 

コーチングの開祖ルータイスは「重要な変化は内側から始まって徐々に外側に広がっていく」と言いました。

 

理想的なセルフトークを行なっても、変化が生まれるには時間がかかることもあります。

 

その中で失敗してしまうこともあるかもしれませんが、そのときは「失敗は私らしくない、次はこうする」というセルフトークを行なっていきましょう。

 

ポジティブなセルフトークが習慣化して、無意識に行えるようになれば徐々に影響力は自分から周囲に広がっていきます。

 

非言語によるカルチャーの作り方

苫米地式コーチングでは言語によるコーチング以外に、非言語による働きかけというものがあります。

 

実は高いセルフイメージやエフィカシーというものは、言語以外にもホメオスタシスの同調と呼ばれる現象によって非言語で伝染していきます。

 

リーダーが高いセルフイメージを維持すれば、それは自然と周囲に伝わって良い影響を与えていきます。

 

コーポレートトークを変えていく以外にも、あなたが高いセルフイメージで行動する姿勢を見せることでwant toのカルチャーが広まっていきます。

 

また、他にも非言語の働き方でダイレクトにコーポレートの構成員に影響を与える方法もあります。

 

私は言語よりも非言語による働きかけが得意なので、そういったセミナーを開催してレクチャーしています。

 

非言語という性質上、ここでは解説することが出来ません。

 

一流の経営者やリーダーの中にはそういったテクニックを自然に身につけて発揮している人もいます。

 

その人の特徴をよく観察して自分のセルフイメージに取り入れていけば、時間をかけて身につけることも可能です。

 

ただ、そういったやり方は理論化されていないのでやはり理想は非言語の書き換えが得意なコーチから直接コーチングを受けたり、セミナーを受講することが望ましいでしょう。

 

カルチャーは変わり続けていく

ここまででカルチャーやコーポレートトークについて説明していきました。

 

最後に覚えておいて欲しいということですが、セルフトークやコーポレートトークは日々変わり続けていくということです。

 

理想はどこまでも高くしていくことが出来ますし、同じようにセルフトークもコーポレートトークもどこまでも良くしていけます。

 

ですから、セルフトークもコーポーレートトークも変化していくことを前提に長期的な視点で取り組んでいきましょう。

 

TRUE COACHING編集長
苫米地式コーチング認定マスターコーチ補 齋藤順

経営者、マイクロビジネスオーナーへのコーチングを多数行う。また、スポーツ選手やトレーナーへ勝利を導くためのスポーツコーチング理論もレクチャーしている。コーチングを必要とするためにコーチとクライアントの交流の場であるコーチングフォーラム2018を開催して成功させる。正しいコーチングの知識を必要な人へ届けるために情報発信メディア「TRUE COACHING」を企画し編集長を務める。

ブログ コーチングが習慣になる!苫米地式コーチングマスターコーチ補:齋藤順

参考書籍

 

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