独り言って実は大事

こんにちは、苫米地式コーチング認定コーチのワタナベ悠です。

 

前回は、映像を使ってゴールを思い浮かべるでしたが、今日は普段の言葉の使い方についてです。

 

突然ですが、少し実験してみませんか?

 

それは、5分ほど時間を作って、頭に思い浮かんだ言葉を書くというものです。

 

同じ言葉が出たらその繰り返しでもいいですし、書くのが面倒なら思いついたものを録音でもいいです。

 

紙となにか書くモノ、なければスマホのレコーダーありますか?

 

タイマーの用意はいいですか?

 

せーの、始め。

 

 

やっていただいた方、ありがとうございます。どうですか?

 

3つのチェックポイントがありますので説明していきます。

 

セルフトークチェックの3つのポイント

 

まずは、体感。

 

5分は長かったですか?短かったですか?

 

気持ちよかったでしたか?退屈でしたか?

 

それは自分の言葉を意識した時の自分の感情が出てきます。

 

ある意味、自分で作っている時間の過ごし方です。

 

同じことばかり思い浮かんだらそのことしか考えてないということですね。

 

次は数。

 

人は頭の中で、独り言というか自分との会話を1日に2万から6万回つぶやいているということが知られています。

 

これって、頭の中でのつぶやきは少なく見積もっても4秒に1回なんですが、計算通りなら75個は言葉が出てくるはずです。

 

でも、書く時間もありますから、ここまでできないのが普通です。

 

簡単な計算で、75引く書き出せた言葉の数これが、普段意識していなくても自分が発してる言葉の数ということです。

 

でも、気づかない。

 

確かに頭の中での会話はされているので、気づかない分は潜在意識の中で繰り返されていると考えてもらってもいいです。

で、最後に、出てきた言葉の傾向はどうですか?

 

こういった自分の発する言葉の8割以上はネガティブなモノと言われています。

 

これは太古の昔から、人が動物として、冒険ばかりしていると危険がいっぱいなので、長く生存していくため新しいものを取り入れることは控えるという

 

生物としての当然の思考なので、ネガティブばかりと嘆く必要はないのです。

 

ただ、今は太古のころよりはずっと安全な世の中になっていますので、特に自分とか、他人を否定する言葉は避けてもいいかも。

 

身の危険は思っているよりも少ないです。

 

でも、気づいてしまうと変えたくなりますよね。

 

ネガティブなセルフトークの変え方

 

では、ネガティブな言葉と気持ちをどう変えていくか?

 

これは結構簡単。

 

自分が嫌だなと思う言葉が頭に浮かんだら、違う言葉に変えてしまう。

 

できない → できるようになっていく
あせるなあ → やることはやっておこう
たいくつ → ほかにかんがえるじかんがある
つまらない → おもしろいところないかな
あーこれやりたくない → これがすめばやりたいことがやれる
はちわりがねがてぃぶ → にわりはぽじてぃぶ

 

などなど、これいちいちやってると普段使ってない頭を使うので始めは疲れるんですが、慣れます。

 

考え方の癖を自分で矯正してることなので、辛抱強く、違う癖になるまでやりましょう。

 

注意するところは無駄にポジティブにならないこと。

 

イヤなことはイヤでもいいです。

 

悲しい映画を見ていたら、浸ればいいですし、嫌いな人がいたら嫌いでもいいです。

 

それも大事な感情です。

 

全く思ったことと逆なコトばかり言い換えてると、これもストレスになってしまいます。

 

意識してないところで一斉に反発する言葉が出てくるからです。

 

特に上のワークであまり書けなかった人は注意です。

 

こういう視点で、上の例を見ると、わざと、逆な言葉を強く言いかえてないことがわかりますかね?

 

最低でも意識して、〜しない、という言葉は使ってません。

いろいろ面倒だなあと思ったら(いろいろあるけど)今はいい状態とか私ってすごいかもとか自分のキラーフレーズを一つ作って繰り返す、でもいいですし、これができれば他の言葉はいらないくらいです。

 

冒頭にこれを書けばいいので、何をもったいつけているんだとお思いでしたらすみません。

 

でも、ここまで話を持ってこないと説得力ないでしょ?

 

肝心なのは、ポジティブになるということよりも自分は自分で気持ちをコントロールできて、自分の発する言葉が、自分を”思い”通りに考えさせて、最終的には”思い”通りの行動ができるということを知ることにあります。

 

ここまでの話で、言葉とか独り言と書きましたが、これはコーチングではセルフトークです。

 

あまり人には発さない、言葉の群れといった感じでしょうか?

 

これをうまくコントロールすることで、自分の自尊心(セルフエスティーム)を高めとゴール向かってやれる自信(エフィカシー)を高めてゴールに対する臨場感をあげられます。

 

この臨場感が上がれば、結果としてゴールに近づけることになります。

 

普段なにげなく使ってる言葉もコーチングでは意識的に使うツールの一つですので、大切に使っていきたいものです。

 

苫米地式コーチング認定コーチ ワタナベ 悠

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