ゴールをどう表現したらいいんだろう

こんにちは、苫米地式認定コーチのワタナベ悠です。

 

先日、とある場所でコーチングに関する講演を行ってきました。

 

参加された人たちがみるみる変わっていく姿を見るとこちらも元気になってきます。

 

その日は少し風邪気味で、気合で回復して登壇できたのですが、夕方には全快という感じで朝より元気と皆に言われました。

 

私の講演を聞いてくれた皆さんのおかげです。

 

さて、今日はゴール/目標をどう表現するかについて話を進めたいと思います。

 

言葉を使わずに思考する

では、早速ですが、問題です。

 

言葉を使わずに今の目標を、考えてみてください。

 

出来ましたか?

 

かなりの人はできないのではと思います。

 

では、言葉を使わずに今の目標を、思い描いてください。

 

こういうと少しイメージがでてきませんか?

 

人間は映像化してから行動する

人間は幸か不幸か言葉を使いますので、かなりの点で、他のどの動物よりもコミュニケーションだけでなく思考の面でも有利です。

 

でもここがネックになることもあって、自分が持っていない言葉だと“考える”ことができない。

 

この“考える”ためにいろんな言葉を学ぶ、とも言い換えられますね。

 

じゃあその言葉をもってなければゴールは思い浮かばないのか?

 

いやいや、映像で思い浮かべればいいんです。

 

すごく単純な話にすれば、ライオンが狩りをするには獲物を見て、それに向かっていく。

 

映像をみて、目標に向かっていく感じです。

 

家の中でトイレットペーパーが無くなりそう。と奥さん。

 

今日は忙しいから、旦那に買ってきておいてと言っても、やっぱり買ってこない。

 

ここで何が起こってるかというと奥さんははっきりと紙が無くなって困ってる自分が見える、旦那(私)は見えてない。

 

ここで、目的に対する意識が全く違うのであらわれる行動が全く違うということですね。

 

こういう映像をうまく共有するために、言葉があるんですけどね。

 

当たり前ですが、映像って言うのは目がある動物すべてが扱っていて、人間の場合は特に脳が大きいので、記憶として映像を蓄えるだけじゃなく、作ることもできる。

 

“思い出”というとなんとなく言葉より絵じゃないですか?

 

これと同じように、目標の言葉が思い浮かばないなら本来備わっている映像を見るという能力を使って、映像化してみる。

 

もっと臨場感を出すためには、におい、触感、空気感、感情も盛り込んでみる。

 

こういったことに慣れてくると、その映像や、感覚をそのまま絵にしてもいいし、文で説明してもいい。

 

たまにはこの逆もやったりして、こうやってだんだん形になっていきます。

 

抽象度が上がらずに、ゴール/目標や目的が堂々巡りでわからなくなってきたという方は一度お試しください。

 

これは良く知られているビジュアライゼーションの話になります。

 

コーチングでビジュアライゼーションが活躍する場面は新たなゴールを作り、ゴール側のコンフォートゾーンに行く時です。

 

言葉だけだと、数字や具体的なモノに縛られて抽象度が上がらなくなることもあるので、そいうときは特に有効です。

 

ゴール達成した時には何が見えるか?

 

私の場合ビジュアライゼーションでよくやるのが、ゴール達成した時に何が見えるかです。

やり方は目をつぶって深呼吸してリラックス。

 

そこで、ゴール達成して、目覚めた朝目を開けたら何が見えているか?

 

どこにいるか?今日の予定は?

 

このゴールに来るまで、これやったなあとか、あれやったなあとか過去(現在のちょっと先なんですが)を思い浮かべるのもいいですね。

 

ここでのコツは、何となくボヤっとしててもいいということです。

 

ハッキリとした映像が見えなくても、なんとなく気持ちいい感じがあればそれでいいです。

 

具体的なイメージが湧くならそれはそれでいいのですが、現実の中に入り始めています。

 

そろそろゴールの見直し時期かもしれませんね。

 

今回は映像を使う、このビジュアライゼーションについて進めましたが、当然言葉を使うセルフトーク、アファメーションも大事です。

 

次回はこの辺りを進めていきたいと思います。

 

 

ワタナベ悠

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