ファイナンス活動が下手な人は、そもそもやりたいことがない人
ファイナンス活動が下手な人は、そもそもやりたいことがない人
どうも、TRUE COACHING編集長の齋藤です。
コーチングをしているとお金について相談されます。
人によって相談内容のレベルは様々ですが、
どんどんビジネスややりたいことのためにお金を手に入れたい
という前向きなものもあれば、
・コーチングを受けたいけれども費用が工面できない。
・サラリーマンを辞めたいからお金が欲しい
という若干ネガティブに思える相談も受けます。
何か強烈にやりたいことがあって、そのためにお金が必要だという人は基本的には放っておいても勝手にお金を稼ぎ出します。
ある程度お金の稼ぎ方に上手い下手はあっても、お金の抽象度を超えている人ならば結果的にはお金はついてきます。
問題なのは、
会社を辞めるためにお金が欲しい。
コーチング費用を工面できない。
と考えて、お金よりも自分の価値を下に置いてしまっている人たちです。
・お金の奴隷になっている人
have toな生活から抜け出すためにお金を求める人は多いですが、お金があれば全て自由な生活になるかといえばそれはNoです。
どれだけお金があっても、本人にお金を使いこなすための知性や、そもそも成し遂げたいゴールがなければ意味はありません。
お金というのは道具です。そして、道具は使う側の力量によってもたらす効果が大きく変わります。
コーチングを受けたいけれども費用が工面できない人も、結局はゴールが不足しています。
お金を手に入れた先、コーチングを受けた先に自分がどのような行動をしているのか、どのような世界を理想としているのか?
ゴールがなければコーチングもお金も手に入りません。
結局、大きなゴールがない人にはコーチングを受けることも、お金を稼ぐことも現状の最適化なのです。
ゴールがなければどれだけお金を稼いでも人生はhave toで苦しいままです。
それならば脳はわざわざ頭を振り絞ってお金を稼ぐよりも、現状維持を選びます。
お金を理由に行動できない奴は金があっても大したことはできない、とよく言われますがその通りです。
・お金の奴隷から抜け出すために
お金の支配から抜け出して、クリエイティブになるにはどうすれば良いのでしょうか?
まずセルフイメージを改める必要があります。
まずセルフイメージを徹底的に高めて「自分はどんなことでもできる」という前提を構築しましょう。
「自分はどんなことでもできる」という前提でゴールを設定すれば良いのです。
もし「自分はどんなことでもできる」という前提なのにゴールがファイナンスしか考えられないのであれば、その人の人生は非常に貧しいものですから、お金以外の喜びを探したほうが良いでしょう。
「自分はどんなことでもできる」という前提で、お金以外のゴールも複数出て来れば、とりあえずお金の奴隷から抜け出すことに成功しています。
さらにゴールに相応しい強いマインドを作り上げていけば、長期的にはお金は必ずついてきます。
・「サラリーマンという自分」を守ろうとする人
サラリーマンの状態ではお金をたくさん稼ぐことはできないと思い込んでいる人はたくさんいます。
仕事が忙しいから副業やその他のファイナンス活動に取り組めないとその人は思い込んでいます。
もちろん、そんなことはありません。
サラリーマンの状態から副業や起業を成功させる人は世の中に大勢います。
サラリーマンという立場に問題が有る、だから起業できないのだという考えは本人を傷つけることがないので非常に安易で楽なのです。
「サラリーマンであれば起業・副業は難しい。だから俺の能力が低いのではなく構造上仕方がないのだ」という言い訳が可能だからです。
もちろん、サラリーマンであろうともなかろうとも能力があり、強いマインドでゴールに向かう人はお金だけでなくあらゆる分野で成功しますし、そうでない人は何も成し遂げることができません。
IQは遺伝と環境の双方で変動しますから、強いマインドで自分を高めていけば起業や副業で成功することは誰にでも可能です。
・仕事がそもそも苦行という奴隷根性の日本人
そもそも多くの人は仕事そのものを苦行だと考えているようです。
ですから、お金を手に入れて早く仕事をしない生活をしたいという乏しい発想をしてしまいます。
仕事が自分のゴールに関連していれば、それはこの上なく自由な生き方なのです。
仕事が苦役だという考え方は、奴隷根性が奥深くまでこびりついているからです。
自分は仕事を選ぶことはできない、人から指示されたことをやるだけだと思い込んでいるから、仕事が全て苦役になるのです。
仕事は自由に選んで楽しくやるものだと思っていれば、仕事が苦行になることはありえません。
もちろん、仕事を楽しく自由にやるためには知識やスキルが求められます。
高度なスキルや知識を獲得するにはそれなりの行動量が必要になります。
ですが、その行動は長期的には必ず自分の価値を高めてくれます。
一方で奴隷根性から生み出されるhave toで苦行だと思い込んでいる仕事はどれほどやってもその人の本質的な価値を高めることはありません。
なぜならばhave toな行動はセルフイメージを下げるからです。
have toな仕事によってスキルや知識が増えることももちろんあるでしょうが、人間はそもそもhave toな物事は上手に学習できないという性質を持っています。
have toな行動は、want toなものと比べて学習効率も低く、セルフイメージも毀損します。
have toは百害あって一利なしなのです。
・私たちはどんなゴールも達成できる
お金は私たちが世の中をより便利にするために生み出した道具にすぎません。
ファイナンス活動で悩む必要は本来ないのです。
それよりも私たちに必要なのはお金があるないに関わらず行動したくなる大きな夢やゴールです。
私はどんなことでも必ずやり遂げることができるというセルフトークを行って、強いマインドを獲得してください。
マインドが強くなれば、それに比例してコントロール出来る領域も増えていきます。