消費者マインドから抜け出さない限りはリッチになれない

・消費者マインドから抜け出さない限りはリッチになれない

 

どうも、苫米地式コーチングマスターコーチ補の齋藤です。

 

今日はお金の増やし方についてコーチングをしたいと思います。

 

まず結論ですが、お金の増やし方はシンプルで「お金を上手に使う」ことに集約されます。

 

例えば1万円で長期的に価値が高まるものを買えば、財産は増えます。

 

逆に、すぐに消費されて消えてしまうものに使えばお金はどんどん減っていきます。

 

では、どうすれば価値があるものとないものを見分けられるようになるのでしょうか?

 

それは消費者マインドから抜け出して、生産者マインドを身につけることです。

 

生産者のマインドを身につけることでスコトーマが外れて価値があるものとないものを見分けられる目利きになることが出来ます。

 

今日は消費者マインドから抜け出して、生産者マインドを身につける方法をレクチャーします。

 

・消費者マインドとは何か?

 

消費者マインドとは何かを定義しようと思うと難しいので、その反対にある生産者マインドについてまず説明していこうと思います。

 

生産者マインドの持ち主は自分で価値があるものを生み出そうとします。

 

必要な知識や経験を自分の考えと責任のもとに手に入れて、それらを組み合わせて新しいゲシュタルトを生み出す人が生産者マインドの持ち主です。

 

例えば、美味しい食材を探し求めて買い付け、それを調理して提供するシェフは生産者マインドの持ち主です。

 

 

他にも様々な文献や本を読んで、新しい物事の考え方やアイディアを生み出す人も生産者マインドの持ち主です。

 

逆に、自分で物事の価値を生み出すという視点がない人は全て消費者マインドで暮らしていることになります。

 

生産者マインドの持ち主はファイナンスのコンフォトゾーンをクリエイティブに広げていくことが出来ます。

 

何か欲しいものがあるならば、自分で付加価値を生み出してキャッシュを生み出すことが出来るからです。

 

逆に、消費者マインドの持ち主は欲しいものがあった時に、それを諦めるか相手から価値を奪い取ることしか考えることができません。

 

そして、欲しいものを諦めるならば本人にしか関係ありませんが、他者の価値を無意識に奪おうとする人間は厄介です。

 

・齋藤が遭遇した無意識に「奪い取る」ことしか考えてない人

 

私のもとにも残念ながら「奪い取る」ことを考える消費者マインドの持ち主は訪れます。

 

彼らに共通する要素は本人は「変化を望んでいると主張する点」と、「値引きや割引を求めてくる点」にあります。

 

ですが、彼らが送ってくるメールを見れば彼らが成長を望んでいるのかは疑わしいと言わざるを得ません。

 

念のため成長という言葉を定義しておきますが、今回の文脈では「自分で自分の価値を高めること」および「コンフォートゾーンを広げること」とします。

 

今回は実際にLINE@であったやり取りを事例として紹介したいと思います。

 

実際に本文を全て引用します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(LINEのやり取りは掲載許可をもらってます。感謝。)

 

さて、LINE@のやり取りを紹介しましたがこのやり取りを見て、消費者マインドと言うものが伝わったでしょうか?

 

私が先ほど書いた消費者マインドの要素「変化を望んでいると主張する点」と、「値引きや割引を求めてくる点」が見受けられると思います。

 

私は教材やセミナーを値引きしようとする人は実は成長意欲に乏しい人だと考えています。

 

なぜかといえば、値引きを打診する行為は今回の文脈では自分のコンフォートゾーンを広げずに、むしろ相手のコンフォートゾーンを下げる行為だからです。

 

簡単に言えば値引きの打診というのは「お前の教材に36000円の価値はない、半額で販売しろ」と言っていることに他ならないからです。

 

・人はなぜ値引きを求めるのか

 

人はなぜ値引きを求めるのでしょうか?

 

理由はシンプルでファイナンスに余裕がないか、その商品の価値を低く見積もっているからです。(今回はあくまでも私が設定した価格が適正だという全体で議論を進めます)

 

さて、成長を求める人がファイナンスに余裕がない状態でコーチに対して値引きを求めることは果たして適切な行動でしょうか?

 

私はこれに関してはNOだと考えます。

 

なぜかといえば、本人のコンフォートゾーンが広がる方向でクリエイティビティーが働いていないからです。

 

成長を求めるのであればファイナンスを充実させるためにとるべき行動は沢山あります。

 

単純に支出を減らすという方法もあれば、収入を増やすという選択肢もあります。

 

例えば収入を増やすためにダブルワークをするという方法もあれば、会社に掛け合って収入を増やしてもらうという方法もあります。

 

支出を減らすということはゴールのためにお金の使い方を賢くするということです。

 

収入を増やすためにダブルワークをすることは、自分が生み出す付加価値を増やすということですし会社に掛け合って給料を上げたもらうこともセルフイメージを高めることにつながります。

 

一方で値引きという行為は全く自分のコンフォトゾーンを広げることにつながりません。

 

無意識に自分ではお金を稼げないと考えてしまう消費者マインドが、生産者マインドのコンフォトゾーンを引きずり落としてしまっています。

 

今、自分ができる行動をせずに生産者から価値を奪い取ろうとしているのに、成長したいと語るのは言葉と行動が一致していません。

 

そんなにすぐに収入を増やすことができない。

 

会社に掛け合って給料を増やしてもらうことなどできないと考える人は、そもそも挑戦する前から諦めている人ですから、やはり成長を口にするのは相応しくありません。

 

・同じセミナーを受講する価値はないのか?

 

さて、今回値引きを求めてきた方は私のセミナーに参加した経験があります。

 

今回値引きを求めてきた教材は対面で行ったセミナーと内容が重複する部分があります。

 

では、すでに知っている知識が教材に含まれている場合は教材の価値は半減するのでしょうか。

 

私はこれに関してもNOだと考えます。

 

まず、知識というのは文脈によって意味が変化します。

 

一見コンテンツの内容が重複するようでも全体像が変われば指し示す意味合いが変わります。

 

今回取り上げている教材は内部表現書き換えについて動画でレクチャーするものですが、コンテンツの全体像が違いますから語られる知識も別の意味合いを持つようになります。

 

また、知識としての価値以外にも今回のコンテンツには体験としての価値があります。

 

私の動画コンテンツは、動画を通して視聴者に内部表現書き換えや非言語のコーチングを行なっています。

 

当然ながら内部表現書き換えや非言語のコーチングは使用するテクニックが同じでも使用する側の熟練度で効果の現れ方に差があります。

 

これはアマチュアの音楽家と一流の音楽家が同じ曲を演奏しても、その内容に雲泥の差があるのと同じです。

 

 

また、同じ奏者でも当然年月とともにテクニックが磨かれていきますからキャリアを経るにつれて演奏の価値は高まっていきます。

 

コーチングについても同様のことが言えます。

 

卑近ながら私を例にすると、私は今年2月にセミナーを開催した時は認定コーチという肩書きでしたが、5月からはマスターコーチ補として活動しています。

 

認定コーチからマスターコーチ補に肩書きが変わる程度には私は日々、コーチングや内部表現書き換えのために学習を行なっています。(そこにどのような価値を見出すかは個人の自由ですが)

 

そういった意味で、今回のコンテンツは体験的な価値も高まっていると私は考えています。

 

・なぜ、価値が見極められないのか

 

なぜ、このように価値を正しく見極めることが出来ないのでしょうか?

 

それは生産者としての視点が欠如しているからです。

 

自分の付加価値を売り物にして働いているのであれば、販売者がどれくらい商品開発に労力を割いているのかはおおよそ見当が付くものです。

 

もちろん、その価値が伝わりにくいのは私の伝え方が悪いという面も大きく影響しています。

 

ただ、それを差し引いても安易に値引きを求めてしまうのは根本的に消費者としての生き方が身についているからです。

 

生産者としての意識がなく未成熟な状態だから目利きになることができないのです。

 

どんなに良いコンテンツや教材、知識を得ても根本的に消費者マインドから抜け出すことが出来なければ、それを血肉に変えることができずに終わってしまいます。

 

集めた知識やノウハウをゴールのために生産的に応用しなければ、成長や成功というものは一生手に入りません。

 

いわゆるセミナージプシーノウハウコレクターといった人は消費者マインドで情報収集している人たちということです。

 

・ゴールがないから生産できない、ゴールがないから成熟できない

 

なぜ消費者マインドから抜け出せないのかといえば、コーチングにおいて非常に重要な自己責任の考えが欠如しているからです。

 

どんな知識も最終的には自己責任で運用して、何かを作り上げるために運用する必要があります。

 

作り上げるものが今より高いセルフイメージの自分であったり、ビジネスのアイディアだったり芸術だったりと人によってジャンルは違いますが、抽象度を上げて考えればそれらはすべて情報空間の構築物です。

 

短期的にファイナンス活動やビジネスに結びつくかは置いておいて、まずは生産者としてのマインドを活動しましょう。

 

私たちが生きるのはこの世に価値があるものを生み出すためです。

 

・本当に生み出したいものは長い時間をかけて見つけるもの

 

では、消費者マインドの持ち主はどのようにして生産者マインドを持てば良いのでしょうか。

 

それは簡単で、私は生産者として生きると決めることです。

 

さて、あなたが生産者として生きると決めた時にすぐに産み出したいものが見つかるでしょうか?

 

おそらくそれは不可能でしょう。

 

これまで消費者として飼いならされて生きて来た人間が、いきなりクリエイティブになれるほど人生は甘くありません。

 

そもそも、あなたが本当に生み出したいものは、まだこの世に概念として認識されていない可能性があります。

 

本当に価値のあるものは、既存の生産物をコピーするのではなく、これまで宇宙にない概念や存在を生み出すことでしか実現しません。

 

そして、そういったものを生み出すには長い年月が必要です。

 

「この宇宙に未だ存在しないものを生み出す」というゴールを設定すれば、生産者としてスコトーマが外れて見えなかった価値が見えるようになります。

 

結果的に仕事やビジネスの生産性が高まったり、お金の使い方が上手になってファイナンスのコンフォートゾーンは広がっていきます。

 

私たちが生まれてきた意味はゴールによって決まります。

 

私たちはどんなゴールも達成可能です。

 

ですから、最低でも「この宇宙に未だ存在しないものを生み出す」ことをゴールとして設定しましょう。

 

そうすれば消費者マインドから抜け出して、最高の生産者として生きることができます。

 

・謝辞

 

今回、LINEでのやり取りを掲載許可していただいてありがとうございます。

 

この一連のやり取りで、多くの人に生産者としてのマインドを獲得する大切さが伝わったと確信ています。

 

これは私とあなたの縁起で生み出されたものです。

 

僕もあなたも間違いを間違いを犯すことはありますが、誠実に成長を追い求めればその生き方そのものが価値を生み出していきます。

 

説教くさい文章に掲載許可をいただいて感謝しています。

 

苫米地式コーチングマスターコーチ補

TRUE COACHING編集長 齋藤順

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